どうも、最近すっかり植物にハマっている私です。
少しずつ苗を集めご機嫌だった矢先、まさかのコバエ発生…
どうやら観葉植物の土で繁殖してしまった模様。

調べたところ、土に有機物が含まれるとコバエなどの虫が寄り付きやすいらしく、虫対策には有機肥料を使わない土にするか、人工用土で育てるハイドロカルチャーが有効だそう。
植物は好きだけど、部屋に虫がいるのは嫌なのでハイドロカルチャーで育てることにしました。

ハイドロカルチャーとは?
ハイドロカルチャーとは、ハイドロボールやジェルポリマーなどの人工培養土を用いて育成する方法のこと。水耕栽培なども含まれます。
ハイドロカルチャーには土とは違う特性があります。まずメリット・デメリットを見てきましょう。

ハイドロカルチャーのメリット・デメリット
メリット
- 清潔
- 虫が湧かない
- 水やり簡単
まずメリットはなんといっても清潔感。
土と違い有機物を含まないので、虫が湧きづらく室内向きです。
ハイドロカルチャーは底穴のないガラス容器で育てるのが主流のため、水やりのタイミングも分かりやすく管理が楽です。
デメリット
- 大きく育ちづらい
- 栄養剤が要る
- 根腐れ・藻に注意
デメリットは植物があまり大きくならないこと。
栄養剤や根腐れ防止剤などを加える必要もあり。(ジェルポリマーなど栄養剤入りものもある。)
また、通気性が悪くなりがちなため、根腐れや藻の発生に注意が必要です。
土の場合、そこに含まれる肥料や微生物が、植物に栄養を与えたり老廃物の除去を行います。
ハイドロカルチャーの場合、その機能を人工的に担ってあげる必要があります。
以上を踏まえた上で、次は道具を準備していきましょう。
ハイドロカルチャーに必要なもの
- 培養土
- 根腐れ防止剤
- 入れ物
- 栄養剤
種類も豊富なので、ここでは代表的なものを見ていきましょう。
培養土
ハイドロボール
粘土を焼き固めた粒。水捌けが良い。洗って繰り返し使える。
▼通気性がよく、水やりもしやすいセラミス
ジェルポリマー ←今回はこちらを使用。
土の代わりになる栄養素入りのゲル状培養土。乾燥しても水を加えて繰り返し使える。
▼保水力が高く、クリアで涼しげなジェルボール
根腐れ防止剤
ゼオライト
多孔質の石ゼオライトを原料とした土壌改良剤。水質浄化作用があり根腐れや水腐れを防止する。半年〜1年ほどで交換が必要。
▼弱った根や葉がみるみる元気になる
入れ物
ガラス容器(底穴なし)
▼底穴のない透明な容器なら水の管理が楽。

栄養剤
液体肥料
ミネラルバランスを整え、土を使わず栽培する植物に活力を与える。
▼薄めなくていいから使いやすい
準備が整ったら、いよいよ植え替えていきましょう!
ハイドロカルチャーの植え替え方法
今回用意したもの

お気に入りのポトスはホームセンターで400円。ゼオライトとジェルポリマーは100均で手に入れました。
①土を落とす
根をほぐして土を落としていきます。
鉢から出したら根がこんなにびっしり。

この作業いかに優しくできるかがポイント。
小さめのスコップなんかを使ってほぐしてあげるとやりやすいです。
根を傷つけないように優しくやろう。

根っこを洗う
あらかた土を落とせたら、水で洗い流していきます。
水を溜めて振り洗いすると綺麗にしやすいです。

苗がこんなにありました。

ひとまず水につけておいて、次は器を準備します。
②土台を準備する
根の大きさ、植物の成長度に合わせてガラス容器を用意します。
今回は家にあったこの入れ物を使っていきます。

ゼオライトを底に入れる
まず容器の底に根腐れ防止用のゼオライトを入れます。
ここでダイソーで購入した白のゼオライトを使用。

量は底が隠れる程度でOKです。

次はジェルボールを入れていきます。
ジェルボールを投入する
おおよその当たりをつけたらジェルボールを入れます。

だいたいこの辺りかな…
100均のジェルポリマー1本少しで、容器いっぱいになりました。

③水を注いで完成!
最後に水を容器の4分の1ほど入れて完成です。

ちょっと入れすぎたかな?入れすぎた場合はこぼせばセーフ。
根腐れさせないように、水は少しにしよう!

最後に草がしっかり安定しているか確認。ばっちり大丈夫そうです。
ジェルポリマーはポトスやアイビーなどの軽めの植物と相性が良さそうですね。

まとめ
このような感じで10分程度で植え替え完了しました!
難しそうと思っていたハイドロカルチャーでしたが、初心者の私でも簡単に始めることができました。
今後は水が乾いたら水やりをし、2週間に1度栄養剤を与えていきます。
さっそく飾ってみたよ!

植え替え後、デスクに飾ってみたらこんな感じになりました!
いやー、さっぱりした。これで安心して室内で育てられます。
見た目も涼しげで、インテリアとしても可愛く大満足!
とはいえ、ポトスからしたらいきなりプルプルの中に入れられてビックリしている事でしょう…
しばらく日の当たる静かな場所で休ませてあげよう。
あなたも是非挑戦してみてくださいね〜。ではまた!
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